ディスコグラフィ

cd_『清河への道48番』.jpg 『清河への道〜48番』

第1章[旅立ち]

[作詞・作曲]新井英一 [編曲]新井英一、星川京児、高橋望






1.
 アジアの大地が見たくって俺はひとり旅に出た
 玄界灘を船で越え釜山の港を前にして
 夜が明けるのを待っていた


2.
 釜山の街でバスに乗り海雲台
(ヘーウンデー)の海を見た
 ここが親父のふるさとと思えば道行く人たちの
 顔がなにやら懐かしい


3.
 言葉のわからぬ悲しさか身振り手振りで話しした
 俺はここへ行きたいと半島の地図を差し出して
 慶尚北道
(キョンサンプットゥ)と指をさす


4.
 バスをいくつか乗り継いでやっと慶州
(キョンジュ)へ辿り着いた
 リュックかついで人波を右へ左へ歩いてた
 心は遠いノスタルジア


5.
 腹をすかせて飛び込んだハングル文字の食堂で
 人がうまそうに食っていたあれと同じを下さいと
 すまない気持ちで顔を見た


6.
 親父の生まれは清河
(チョンハー)でまだまだここから遠いとこ
 再びバスに乗り込んで山をいくつか越えた時
 やっと清河で降ろされた


7.
 どこまでも続く長い道はるか向こうに山がある
 親父も昔この道を歩いて来たかと思ったら
 心がだんだん熱くなる


8.
 やっと来たかとふるさとが両手広げて喜んで
 迎えてくれているような愛しい大地の風が吹く
 ひとりで歩く清河への道
 アリアリラン スリスリラン
 アラリヨ アリラン峠を俺は行く
  

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